導入事例

くすのき薬局

1. 開局直後、履歴ゼロの状態で始まった在宅患者の入力業務

2. QRコードが読めないFAX処方箋と手入力負担

3. 10分以上かかっていた入力が、5分以内で進められる場面も

4. シンプルな導入フローと、すぐ相談できる安心感

5. 外来対応の合間にも入力を進められ、残業時間と心理的負担を軽減

6. 一気に届くFAX処方箋でも、患者ごとに正確に認識

7. グループ内別店舗で実感した、QRコード補正の価値

8. 日々の入力業務を支える、現場の基盤へ

「FAX処方箋でも入力を止めない」

履歴ゼロの新患入力も、FAX処方箋も。在宅と外来が重なる現場で、薬師丸賢太が日々の入力を支える理由

くすのき薬局 千秋店では、門前クリニックから届くFAX処方箋の対応に加え、在宅患者の処方入力も日常的に発生しています。
 特に開局直後は、過去の履歴がない状態から新規患者の情報と処方内容をゼロから入力する必要があり、1枚の入力に10分以上かかることもあったといいます。
そうした現場で、薬師丸賢太はどのように役立っているのか。
 今回は、くすのき薬局 千秋店の高間様に、導入前の課題、導入時の印象、そして導入後に感じている変化について伺いました。

TOPICS

開局直後、履歴ゼロの状態で始まった在宅患者の入力業務

QRコードが読めないFAX処方箋と手入力負担

10分以上かかっていた入力が、5分以内で進められる場面も

シンプルな導入フローと、すぐ相談できる安心感

外来対応の合間にも入力を進められ、残業時間と心理的負担を軽減

一気に届くFAX処方箋でも、患者ごとに正確に認識

グループ内別店舗で実感した、QRコード補正の価値

日々の入力業務を支える、現場の基盤へ

開局直後、履歴ゼロの状態で始まった在宅患者の入力業務

-NeoX
まず、くすのき薬局 千秋店様の体制について教えてください。


-高間様
薬剤師が3名、事務が4名の、合計7名です。
薬師丸賢太を触るのは、基本的には事務スタッフが中心です。


-NeoX
日々の処方対応としては、どのような状況でしょうか。


-高間様
外来は1日50枚ほどで、在宅業務もかなり日常的に絡んできます。
門前のクリニックが主な応需先で、外来も在宅も含めて、入力業務の負荷は大きいと思います。


-NeoX
開局直後の時期は、特に大変だったのではないでしょうか。


-高間様
はい。
当薬局は11月オープンで、クリニックからの処方箋受付が始まる前の段階から、在宅患者の対応がありました。
その時は過去の履歴が全くないので、Do処方も使えず、患者情報も処方内容もゼロから入力しなければいけませんでした。
1枚の入力に10分以上かかることもありました。

QRコードが読めないFAX処方箋と手入力負担

実際のFAX処方箋(QRコードが黒つぶれしている様子)

-NeoX
導入前、特にどのような点を課題に感じていらっしゃいましたか。


-高間様
在宅患者の処方箋や、門前のクリニックからFAXで届く処方箋にはQRコード付きの処方箋が多いのですが、QRコードがつぶれてしまっていて、ほとんど読み取れない状況でした。
なので、かなりの割合を手入力で対応していました。

-NeoX
FAXで先に届く運用自体は、薬局として必要だったのですよね。


-高間様
そうですね。
入力などの準備に時間のかかる処方もあるので、クリニックで会計を待っている間にこちらで準備を進められるように、先にFAXで送っていただいています。
ただ、QRコードが読めないので、薬師丸賢太がなければ、先に送っていただいても入力にかなり時間がかかっていたと思います。

10分以上かかっていた入力が、5分以内で進められる場面も

-NeoX
導入後、入力業務にはどのような変化がありましたか。


-高間様
新規患者の入力でも、薬師丸賢太を通すことで、5分以内で進められる場面がかなり増えました。
以前は10分以上かけて入力して、さらに入力間違いがあって出し直す、ということも結構ありました。
今はそういったことがかなり減っていて、現場としては本当に助かっています。


-NeoX
レセコンへの入力も、かなりスムーズになった印象でしょうか。


-高間様
はい。
読み込んだ時点で新患登録の画面に必要な情報が入っているので、あとは確認して登録をかける、という流れで進めやすくなっています。

シンプルな導入フローと、すぐ相談できる安心感

-NeoX
導入時の印象はいかがでしたか。以前、OCRを使われたご経験もあったとうかがいました。


-高間様
かなり前に、別のOCR機器を使った経験がありました。
その時は精度面で少し不安が残る印象があったので、今回も最初は「どういったものが入るのかな」という不安はありました。
ただ、実際にデモ機を使ってみると、導入フローがすごくシンプルで、本体もコンパクトでしたし、かなり取り入れやすかったです。


-NeoX
サポート面はいかがでしたか。


-高間様
初めての導入なので、小さな不具合でも不安になるのですが、電話するとすぐ対応していただけました。
遠隔で操作してもらいながら解決できたこともありましたし、想定されるトラブルや対処法も事前に教えていただいていたので、電話せずに解決できたこともありました。
導入時の安心感はかなりありましたね。

外来対応の合間にも入力を進められ、残業時間と心理的負担を軽減

-NeoX
導入後、入力時間が短くなった以外の変化はありましたか。


-高間様
大きいのは、外来対応の合間にも在宅の入力を進められるようになったことです。
以前は、在宅患者の入力は「これから入力するぞ」と集中して時間を取らないと進めにくかったので、外来が終わってからまとめて行うことが多かったです。
今は、外来対応中に読み込ませて、そのまま入力を進められるようになりました。
心理的なストレスはかなり軽くなったと思いますし、残業時間の軽減にもつながっていると感じています。


-NeoX
残業時間の面でも、変化は見えていますか。


-高間様
あります。
新規開局だったので元々やることは多かったのですが、その時点で薬師丸賢太が入っていなかったら、どうなっていたんだろうと思うくらいです。
実際に、数字としても減少が分かるレベルです。

一気に届くFAX処方箋でも、患者ごとに正確に認識

-NeoX
日常的な使い勝手として、現場で特に評価されている点はありますか。


-高間様
忙しい時でも、処方箋の向きをあまり気にせず読み取れることは助かっています。
また、一気に処方箋が届いた時でも、別の患者として正確に認識してくれる点もすごく良いという声があります。


-NeoX
在宅の処方箋は、まとまって届くことが多いのでしょうか。


-高間様
そうですね。
往診のタイミングでは、10名分くらいがまとめて届くこともあります。
外来のFAX処方箋も含めて、今では本当に1日の中でずっと使っています。なくてはならない存在に近いです。

グループ内別店舗で実感した、QRコード補正の価値

-NeoX
QRコード付き処方箋について、「読めるかどうか」 だけでなく、「読んだ後の中身」 に課題があるケースもありますか。


-高間様
千秋店そのものの話ではないのですが、グループ内の別店舗では、外用薬の用法がQRコードの中で複数行になっていて、そのままだとレセコンへ入れにくい、という話は聞いています。


-NeoX
QRコードが付いていても、そのままでは現場の運用に乗らないことがある、ということですね。


-高間様
そうですね。
 QRコードが付いていれば何でもそのまま使える、というわけではなくて、実際の運用に乗せようとすると、そういう細かいところが結構大きいのだと思います。


-NeoX
そのあたりも、薬師丸賢太を通す意味になっているのでしょうか。


-高間様
薬師丸賢太で、そういった複数行のデータを1行に収まる形へ補正して、レセコンへ入れやすくできるのは、単に読み取れるというだけではないメリットを感じます。
 「QRコードがあるならリーダーだけで十分」 ではなく、現場でそのまま使える形まで整っていることに価値があるのだと思います。

日々の入力業務を支える、現場の基盤へ

今回のお話を通して見えてきたのは、くすのき薬局 千秋店における薬師丸賢太の価値が、単なるOCRではなく、「FAX処方箋が中心の現場でも入力を止めない基盤」 になっているということでした。


  • 開局直後の、履歴ゼロからの新規入力負担を軽減できたこと
  • 外来と在宅が重なる中でも、合間で入力を進められるようになったこと
  • 一気に届く処方箋でも、患者ごとに正確に認識できること
  • 残業時間や心理的負担の軽減につながっていること


こうした変化は、忙しい現場の効率化だけでなく、「入力に追われず、必要な業務へ時間を振り向けられる状態」をつくることにつながっています。
今後、くすのき薬局様ではスマート薬局の導入も開始。
受付から入力、そしてその先の薬局業務まで、どのように現場がさらに進化していくのか、引き続きうかがっていければと思います。